2002年8月23日(金)at 京都VOX HALL

GREATFUL SUMMER HIGH  アンチフェミニズム


SOUND HEADS FACTORY主催イベント『GREATFULL SUMMER HIGH』2days 1日目。
トリをつとめるアンチフェミニズム。
メンバーはvo:KENZI(d.p.s)/G:TAKAYUKI(妃阿甦)B:ひずみ(crack brain)/Ds:ましろ(crack brain)の
メンバーだった。
会場は全国各地から集合したと思われる動員数で、VOX HALLも満員御礼状態だった。
照明がおとされ、SEが流れ、
ひずみ、ましろ、TAKAYUKIと登場し、客席から歓声があがる。
TAKAYUKIさんの煽りで客席は更に熱気に包まれ、そこでローディの良一くんが
拡声器をもってサイレンを鳴らし、手を燃やし会場出入り口から登場するKENchan。
『655321号』でSTART。久々に『KU・RA・GE』も披露してくれた。
「アンチフェミニズムです。今日は宇佐美さんに初めは1日だけの予定だったんですが、
2日やろうよって言ってくれましてね、今日アンチで、明日デッドポップで
やらせてもらうことになりました。さっきの『のんべえず?(笑)』
普段、よう呑むんですよね。アンチはよくライブやってるんで、
最後がかっこよくないと、イベントも締まらないんで、最後までこんな曲ばっかです、
好きにのってください。『BAD BOY ∀』とこれまた人気のナンバーを披露。
そして、あたしのアンチの曲で好きな曲の一つ『CRAZY COLOR』を披露。
「アンチはですね、毎回メンバーが違います。あとでメンバー紹介しますが、
京都、僕、京都出身なんですけど、VOX HALLは高校生の時にここに出たくて
オーディション受けました。坊主やったから、歌舞伎のカツラかぶって後ろから出て来て、
落ちましたね。やっぱり初心を忘れたらいけませんね。
またここでやらせてもらえるのが、嬉しいです。
アンチこんな曲ばっかです。どうやってノってもらってもいいです。
うしろで『SHOXX』読みながらでも、メールうちながらでも(笑)
『今、アンチやってる。早く終わらないかなぁ』(会場大爆笑)
オレ、なんかAKIに言われたんやけど、メールの打ち方が全部、逆らしいねん。
普通は上がるところを下げてたり、晴れマークが雨になってたり、
笑ってるはずなのに、泣いた顔になってたりな(笑)
オマエたちの曲『粗大ゴミ』」とKENchanすべてお見通しのご様子でかなりウケた(笑)
『粗大ゴミ』『汚い奴』とこの2曲も久々に聴けて嬉しかった。
♪ビルの屋上から飛び下りて世の中の笑い者〜
ここで各メンバー紹介。ドラムのましろさんにふる。
話す前にタオルで顔を拭いてる姿に客席から「かわいい〜」と声がかかり、
「かわいいって俺も10年くらい前は言われたんやで」とけんちゃん(笑)
今のデッドの時のけんちゃんも十分かわいいと思うのはあたしだけじゃないはず^^。
ましろさんはCrack brainのライブ告知。おいしいところをひずみさんにあげる優しい一面をもちつつ(笑)
ひずみさんが解散ラストワンマンの告知。
そして妃阿甦TAKAYUKIさん。ここでけんちゃんの突っ込み。
「TAKAYUKI、えらい、人気やなぁ〜。TAKA様とか呼ばれてるんやろ?な〜にが
TAKA様や。板の板に倉の倉やろ?」とちょっと嫉妬してた(笑)KENchan。
TAKAYUKIさんはライブ告知。「12月にデッドと一緒に秋田昭和セッションに行きます〜」と
間違いに気付かず告知し続け、ひずみさんと一緒になってニヤニヤ笑いながら
KENchanが「秋田昭和セッションなんかあるか?山形ちゃう?なぁ〜?」とひずみさんと
二人でTAKAYUKIさんに突っ込み「間違えました。山形昭和セッションです」と訂正する
TAKAYUKIさんがかわいかった。
そして「僕がアンチvocal、デッドポップドラム、アジテーター青社長、
アナーキスト代表KENZIです」と深々と頭を下げるKENchan。
ライブ告知等をし、「今、世間ではどんなんが流行ってるのか?って思って、
こないだ、『グルグル映画館』ってバンドと一緒にやった事があって、
白ぬりで、あんなん絶対もてへんやん?やっぱな自分のキャラを知らなあかんね。
普通はドラムスティック客席に放って、かっこよく帰るやん?
違うねん。あいつはなぁ、スティック放って、眼鏡を動かしてからステージおりてんねん。
あとで、サインもらおうと思ったら、先帰られたわ。忙しい人らしいわ(笑)」
(言葉では表現しずらいんですが、KENchanの実演はおもしろかった)
「ラスト2曲です。掛け合いがあります『殺せ、殺せ、殺せ』『凶行』」と
しばらく掛け合いが続き、ラスト『STREET FIGHTING MUCH』
途中で、KENchanは爆竹をパンパンステージ上でやり、
ステージに用意されていた、有刺鉄線板をセッティングし、
火を付け、蛍光灯を乗せ、椅子の上から、ゴーグルをしてダイブ。
 火はどんどん燃えるし、蛍光灯の破片がそこらへんに散らばってすごかった。
その後、左手にはマイク、右手に割れた蛍光灯をもって、さらに体に突き付けたり、
体で割ったり、まさに体をはったパフォーマンスだった。
観てる方は「危ない、危ない」とハラハラもんだった。でも楽しかった。
これ以上は過激にならないでね〜心配になるから・・・。と言っても
けんちゃんは何をしでかすかわからないってことですな。
最後、♪牙を剥く『15歳』で幕を閉じた。

SET LIST

655321号
教師
KU・RA・GE
……………
BAD BOY ∀
CRAZY COLOR
……………
粗大ゴミ
汚い奴
……………
凶行
STREET FIGHTING MUCH
……………
15歳