2002年9月6日(金)at 渋谷ラママ

祝 ★10周年 THE DEAD P ☆ P STARS


メンバーもファンも心待ちにしていたこの日。
朝からあいにくの雨模様で、しばらく降らなかった雨もDEADの10周年を
お祝いしてくれるかのような(笑)ものすごい雨。
10年前にこの場所から始まり、業界から1年もたないと言われて
10年経ちました。これがDEADの答えだ。
そしてまたここから始まる・・・・。

22時半頃開場し、200人の動員はあっただろうか。会場満員にうめつくされた。
23時半ころ、緊張感があふれる中、照明がおとされ、SE『FORK BOY』が流れ、
メンバーの名前を連呼する観客。
サポートギターのTAIJIさん、秀斗さんが登場し、seigoさん、KENchanと登場。
KENchanは豹柄のシャツにデニムの短パンに赤と黒のボーダーハイソックスだったと思う。
スティックを客席に投げたり、シンバルで客を煽る。
そしてAKIさんの登場『REJECT』で幕開けとなる。
つづく『WASTED-TIME』では、特効が爆破されて感動した。
KENchanはこの曲の時はいつも頭の振りが激しい^^。
ピン留めがとれちゃいそう〜と思いながらそのステージングにみとれる。
「ついにこの日がやってきました。THE DEAD P☆P STARSです」と客席も大歓声。
続いて、大好きな曲『SILENT FREAK SUCIDE COLECTION』
『バス・ガス・爆発』とかなり嬉しかった。
「え〜とこれからPOP SIDEですね。次の次がひさしぶりの曲やります」
とのMCで友達と「なんだろう?なんだろう?」と曲を予想してたりしたが、
外れた(笑)『夢は夢のままで』こういう外れが楽しい^^。
「みんなで歌おうぜ〜ビバラレボリューション」と会場は笑顔でみんな
飛び跳ねていた。KENchanが途中から歌詞がわからなくなって
「♪カーニバール○△×〜〜あぁ〜〜〜」とかわいかった。
ビバラの時のAKIさんが笑顔で飛びながら腕をふって客席に向けてる姿がなんとも
楽しさを導いてくれる。

続いてAKIさんソロ「弾き語りのコーナーです。ウォッカでも呑みながら
歌いたいんですけど、バンドでは暗いからやってもらえないので、
弾き語りでやりたいと思います。Heart Break BANDITSより、
『Bitter Sweet Moonlight』」とせつないバラードを披露。
途中で煙草をふかしてみたりする演出もあり会場に笑いがおこる。
「あの、座ってくれていいですよ。ずっと立ってると疲れるでしょ?
座ってください」とAKIさんの言葉で会場は着席。
なんだか異様な雰囲気だった。そして『モノクロの風』を披露。
続いて、SEがなってて展開が見えてこない感じだったのだが、
KENchanのドラムソロ。
「4年ぶりのドラムソロいきます」とKENchanの言葉で始まる。
ドラムセットのそばには、なつかしい
デッドポップキャップ帽子を被ったクマちゃんのぬいぐるみがあり、
あぁ〜クマちゃん久し振りだ〜とクマちゃんにも目がいった。
4年ぶりのドラムソロだけど、あたしがKENchanのソロをみたのが
5年ぶりの気がする・・。ドラムが上手いとかそういうのはよくわからないけど、
KENchanの魂を叩き付けてるような感じで、鳥肌がたった。

ここで第2部に突入。SEに『DEAD START』が流れ、
もう嬉しくなって仕方がなかった。
メンバーは全員特攻服で登場。客席から歓声があがる。
TAIJIさんと秀斗さんも特攻服で登場。
『D.D.D』『TEENAGE RIOT』『サラドピリン』『ブーングの嵐』
懐かしいナンバーで友達とキャーって騒ぎまくり。
「特攻服ですよ〜。あっ脱いでる」とKENchanに突っ込むAKIさん。
「だって、ドラムやから叩きにくいやん。登場する時にカッコよくガ〜と
来てんけど、スポットライトもあたってへんねんな(笑)」とKENchan。
個人的な事だが、KENchanが特攻服で登場すると必ず、うしろの文字の
『C.D.N KEN CHAN』に目がいってしまう。そこですでに懐かしさを感じる。
昔、『CRAZY DANGER NANCY KEN-CHAN』と叫んでる子とかいたり
『クレイジ〜』『デンジャー』『ナンシー』『ケンチャーン』と
わけて叫んでたりそういうことをなんとな〜く思い出すのである。
ドラム叩いてる時は、赤のランニングだった。
「TAIJIくんと秀斗の分も用意しました〜」するとTAIJIさんは
「なんかレディースみたいじゃない?」「前閉めてるからだよ。こうやってあければいいんだよ」
とAKIさんがアドバイスすると
「いや、おなかが見えるじゃない?(笑)」と確か言っていたTAIJIさん。
「秀斗、カラスマスクしてたよなぁ〜さっき。」とすごい似合ってた。
そして「特攻服着る前から既にこの曲があって・・・天上天下!天上天下!
天上天下!唯我独尊」と楽しかった。
続いて、『見世物小屋』KENchanのチェーンソーパフォーマンス。
ウェディングドレスに血糊クマちゃんを引き連れ、会場口から乱入。
将棋倒しになったり、パニックとなりながらも、
チェーンソーの音とガソリンの臭いの空間はたまらなく面白い。
ステージにあがり『どうみてもまともに見えない無機質な物質の有機質な人形と私』を披露。
踊りが毎回KENchanが変わるから一緒に踊れなかった。
むりやり友達と踊ってみたりもして楽しかった。
そして再びチェーンソーを振り回して客席を暴れ回り、会場口から退場した。
相変わらずスリル満点で楽しかった。
つづいて、TAIJIさん、秀斗さん、seigoさんの弦楽器の演奏で
その流れで『ハングリー・グ・ライダー』と第3部に突入。
KENchanは多分スーラバの赤と紺のボーダーニット帽をかぶってドラムを叩いていた。
『TWICE』『NO ONE YOU KNOW』とDEAD SIDEが続き、
『EVER FREE』『STAR★LOVER』を披露。『STAR★LOVER』のAKIさんの
ハーモニカはいつ聴いてもいい。終わったあとにローディに投げるとこもまたかっこいい。
そして『Anarchist Records IV〜絆〜』に収録されている、DEADの最新バラード
『I still...』披露。声がガラガラで思うように歌えなそうなAKIさんだったが、
気持ちを全てぶつけるかのように、精一杯歌ってくれた。
この曲の「♪My dear 笑ってよ・・」ってところのMy DearのあとにKENchanが
スティックうつところがすごく好きで、こういうところがKENchanらしいなって思う。
この後のMCタイムでは、各メンバーがものまね披露。
seigoさんが「E気持ち」を歌い、「今日は機嫌いいみたいです^^」とAKIさん。
KENchanに「おすぎとピーコ」とふると「どっちがどっちかわからん。
そんなん10年間一度もやったことないやん(笑)」と言ってた思う(笑)
結局「ドラえもん!」とAKIさんがリクエストをして
「ぼくドラえもん」とKENchanはドラちゃんのものまねをする。
「似てる〜!大山のぶ代が死んだら代わりにできるよ!(笑)」とAKIさん。
TAIJIさんは子門真人のモノまねを披露。
AKIさんは客席から「千春〜」とリクエストがあり、「千春もう飽きたよ。」といいつつ
♪それでも恋は恋〜。「だめだ今日は声が・・・」と松山千春『恋』を歌ってくれた。
秀斗さんは「なんでもやりますよ」とニコニコしながらかわいかった。
結局、北の国からの田中邦衛とかやってた気がする・・。
「おっ、何分経った?20分。なんせ今日は時間があるからなぁ〜。」と
「じゃ〜ここでもう一発暴れていくぞ〜!とASSHOLE」からDEAD SIDEが続き
「ラストだ!こいつを喰らえ!W・A・R」とヘッドバンの嵐となる。
ここで本編終了。

このあたりだったかな?イイ話が発表された。
「12月1日マキシシングル発売します!AREAでワンマンやります。
この日を皮切りに全国23箇所TOURに出ます。
そして、二つ目、デッドポップオフィシャルサイトが出来ました!」
会場は大拍手。

アンコール。聴けたらいいなぁ〜と思っていた『ノスタルジア』を披露。
そして、思い入れのある曲。『THE ALL NEW GENERATION』
久々に合唱となった『いばらの道』。
いばらは友達と手をつないでピョンピョン飛んで歌って、すごく楽しかった。
そして、妃阿甦のRUIJIさんとメスメリアンO-YOくんの司会による抽選会。
懐かしい品々がたくさんあった。
そして、アンコール2回目。
「長かったなぁ〜寝そうだったよ」とAKIさん(笑)
涙するファンも多いというバラード『...self』を披露。
この曲の時のKENchanのスティックまわしながら、口ずさんでドラムを叩く姿がたまらない。
ここでメンバーより10周年の想いが語られる。

「2年半前に一度自分のわがままで脱退して、また自分のわがままで
二人に「戻ってもいいかな?」ってわがまま聞いてくれて、
わがままでごめんなさい」とseigoさん。

「早いですね。10年いろんな事がありました。
2年半前にseigoがいなくなって、アホのHIROMIが
サミット1週間前にいなくなって、そういう時に、SINちゃんや、光くん、NANA、
HIROKI、GOMAちゃん、GOMAちゃんは沖縄も一緒に行きました。
DAIちゃん、TAIJIくん、秀斗と、ホンマいろんな
人に助けてもらって、僕ら無茶ばっかり言うんですよね。
前のバンドでいろいろ言われて、僕の発想がおかしいから、
おかしいっていうか、人と発想が違うから、なかなか
思うように出来なくて、デッドでは、好きなようにやらせてもらえて、
それについてきてくれるメンバーやスタッフの子らとかいて、
これからももちろんやりますけど、ほんま幸せな10年やったなぁと思います。
デッドポップええバンドなんで、
これからも遊びに来て下さい」とKENchan。

「10年もやってると、なんらかの事情でライブが来れなくなって、
でも最近、「ひさしぶりに来ました〜」って子が結構いて、
嬉しいですよね。よく「DEADは私の青春でした」って言われるんですが、
僕らにとっても青春です。青春っていつからいつまでの事なのかわかりませんが、
僕ら30をとう過ぎてますが、青春はこれからです」とAKIさん。

メンバーのコメントで涙した子も結構いたんじゃないかな・・・。

そしてラスト『旗の下に・・・』久々にロングバージョンで長い掛け合いとなった。
「いくぞ〜」とドラムセットから飛び出し煽るKENchan。
ドラムがY氏に交代。TAIJIさん、秀斗さんseigoさんとみんなで掛け合い。
途中で、AKIさんがドラムを叩き、KENchanはAKIさんのフォークギターを弾いたり、
ex SPEED SLAVESのKEN2がドラムを叩いたり、AKIさんはドラムの椅子を
担いで叩いてたりして、その後はドラムが壊れた模様で、
Y氏とKENchanのコンビでラストまで演奏された。
ドラムってそんな簡単に壊れちゃうものなんだ〜とびっくり。
d.p.s旗をAKIさんが振り、ヘッドバンの嵐となり、
KENchanはドラムセットから飛び出し、ヘッドを客席に放り、
「ありがとうございました」とドラムダイブ。
最後の方は気力だけで叩いてた気がする。
こうして、約6時間に及ぶ オールナイトライブは幕を閉じた。

メンバーの皆様&行かれたファンの皆様お疲れさまでした。
つたない文で恐縮ですが、ここまで読んで下さってありがとうございます。
MCとか多少違ってたりするかもしれませんが、あたしの記憶にある事で書いてる為
ご了承ください。
最高の夜でした。楽しかった!!

SET LIST

1.REJECT
2.WASTED-TIME
3.DEAD'em KILL'em ALL
……………
4.SILENT FREAK SUCIDE COLLECTION
5.BUS・ガス・爆発
………………
6.JUSTICE
7.夢は夢のままで
8.ビバラレボリューション
……転換……
9.愛生ソロ(Bitter Sweet Moonlight)
10.愛生ソロ(モノクロの風)
  ……転換……
11.ドラムソロ
………………
12.D.D.D
13.TEENAGE RIOT
…………………
14.サラドピリン
15.ブーイングの嵐
  ………………
16.DEAD POPS
17.天上天下唯我独尊
18.見世物小屋『どうみてもまともに見えない無機質な物質の有機質な人形と私』(ウェディングドレス)
19.弦楽器演奏
20.ハングリー・グ・ライダー
21.TWICE
22.NO ONE YOU KNOW
………………
23.EVER FREE〜虹の彼方へ〜
24.STAR★LOVER
………………
25.I still...
  …………………
26.ASSHOLE
27.ALIVE
28.W・A・R

本編終了

アンコール1

29.ノスタルジア
30.THE ALL NEW GENERATION
………………
31.いばらの道
 
……抽選会……

アンコール2

32.self...
 ………………
33.旗の下に・・・

very special THANX to 朱音

この日、KENchanが投げたヘッドの1枚。