2001・9・6(木)渋谷 ラママ

THE DEAD P☆P STARS 祝★9周年

今年もほんとは仕事もあったので行かない予定だったのですが、
沖縄もどうしても行けないし、だったらせめて「この日だけは行きたい」って
思いで、無理を言って休みをとって行っちゃいました(笑)
かなり長文になってしまいました・・・お時間のある方はどうぞ読んで下さい(^^;)

開演時間18時を若干廻って、オープニングアクトに『Denims』。
「DenimsはCHARISMAより活動歴は長いよね?ライブは少ないですが、
今年で2度目。多分初めて見る人も多いんじゃないですかね」とAKIさんの
TALKで始まり、アコースティックギターとハーモニカで
デッドポップAKIさん&CHARISMA(VO)竹入さんとのユニットライブが幕を開けた。
癒される曲ばかりで、みんな真剣に聞き入っていました。
「ノレるもんならノッてみやがれ(笑)」とAKIさんの言葉に会場から笑いが。
緊張してる二人でしたが、二人の歌唱力に圧倒されてました。

そして、入場のときに番号の紙が配付され、何かと思ったら、
ここで抽選会。非売品ステッカーや、メンバーの私物や、
懐かしのメンバー全員赤髪の写真セットや、10/10の無料招待券やらを
妃阿甦のKIRALAさん&メスメリアンNOBUくんの司会の進行によって催された。
抽選くじを引いてるのは KEN2(ZIPANG〜exSPEED SLAVES)でした。
「昨日、突然KENさんから電話あって、抽選会の司会やってくれっと」と
「ステージにあがるのにこんなコンビニ帰りの格好で(白のTシャツにジーンズだったような)
KIRALAさん。「こんなんでいいんかなぁ〜、って思ってたんですけど〜。
だって、ないんだも〜〜ん(笑)」と会場大爆笑。NOBUくんの
「そんな甘えたってダメッ(笑)」頼もしい司会だった。
KENchan直筆の紙をみながらの抽選で
「僕にはKENさんの字が読めません。KENさ〜〜ん(笑)あっライブ衣裳ですね」と
NOBUくんと二人でKENchanの字を解読してるのが笑えました。
そんな感じで抽選会も終わり、いよいよデッドポップ9周年の幕開け。

この日はずっと、デッドのCDが流れてて、開演まで友達と
「なんか懐かしいね〜。KENchanのソロの曲とかこれのドラムソロまたみたいね〜。
八ツ墓村バージョンとか見たいなぁ〜メガロマニアだぁ〜とか、
家でも最近聴かないから、ほんと懐かしいね」なんぞ
喋ってたら、照明がおとされ、 SE『FORK BOY』がかかり緊張してきた。
I.C DAI(ZIPANG)→GOMA(ex vella Donna)→藤本泰司(D.T.R)
KENZI→AKIと前半のメンバーで登場。
KENchanは黒のジャケットに豹柄パンツで、AKIさんは黒のノースリーブに
ジャケットを羽織ってたと思う。(すみません・・・記憶が曖昧です)
『ALIVE』でSTART。動員はいっぱいだった。
前はほぼ全員ヘッドバンの嵐で特攻服着てる子も久々に見て、
なんだか嬉しかった。
5曲DEAD SIDEやっただけで会場は酸欠状態だった。
「THE DEAD POP STARSで〜っす。今日は僕らの結成ライブ記念日です。」と
AKIさんは最初から飛ばしてた気がする^^。
AKIさんのソロ「愛生の部屋です。別名『嵐の前の静けさ』ともいうんですけど(笑)
最近ハーモニカに凝ってまして、デニムズでも導入してるんですが、
こんな僕でも落ち込むことがあるんです。『HEART BREAK BANDITS』に
入ってる中でも一番暗い曲をやります(笑)『Bitter Sweet Moonlight』」と
バラードってほんと歌唱力を問うな〜って改めて思った。
やっぱり聞き入ってしまった。
そして、いよいよKENchanソロ。満員の会場で今日はチェーンソー乱入は
この状態じゃ無理だろうな〜なんて思ってたら、さすがはKENchanそんなことは
大きな間違えだった(笑)会場入り口からチェーンソーを持って乱入。
楽屋から出てくるかと思ってたらヤラれました^^。
かなり逃げまくってたファンもいっぱいで、スリル満点だった。
ステージでは『どうみても〜』を歌う。今回は火が消えなくて、あせった・・・。
客席にまたまた降りて、チェーンソー振り回して、軍手に火をつけて
燃え方がまたすごかった・・・。
満員の酸欠状態の中でのチェーンソー攻撃はほんとスリル満点で楽しかった。
更に、会場内の酸素もなくなり暑くなった(笑)
そして、後半突入。みんなすでに汗が流れ出るほどだったはず。
全員衣裳変えて登場。赤系衣裳でいい感じだった。
たしか『REJECT』でPOP SIDEが続き、久々に聴く
『DAY DREAM DAY』も披露。この曲でKENchanがドラム叩きながら
歌ってるのが印象的だった。
『いばらの道』では「9年間ずっとやりつづけてます。
一体いつになったらこの曲を歌わなくてもいい時が来るのでしょうか・・」とAKIさん。
この曲の間奏でAKIさんがGOMAさんと向かい合って、HIROMIさんがやってた
横っ飛びのギター弾きをGOMAさんにやろうよって体で言ってて、
無理無理って首を横に振ってたGOMAさんとそれに応えるAKIさんの笑顔も印象的だった。
ラスト『W・A・R』で本編終了。

再びメンバー登場。TAIJIさん、KENchan、AKIさんの3人がステージに立つ。
「このままでは終わりません。みんなも終わらないと思ってると思いますが、
その通りです。ここからTOURでもやらなかった曲とかやってきます」と
ついにここでスペシャルゲストseigoさんが登場。
会場大拍手。いきなり出てきてチューニング(笑)さすがっとAKIさん。
「なんか一言」とSeigoさんにふると「えっ、もう?こんばんは〜久し振りの人は
久し振り〜」これだけでうけてしまうのはSeigoさんのキャラだなぁっと思った。
何年ぶりに聴くんだろう?この曲と思った『NATURAL BORN KILLERS』を披露。
この曲に入る直前のスティックを構えてるKENchanの嬉しそうな顔が印象的だったし、
途中でSeigoさんと顔あわせて笑ってるKENchanがとっても微笑ましかった。
「はいっ一言」と曲が終わるとまたSeigoさんに振るAKIさん。
「えっ、お題は」「やっぱモノマネだよね〜。いくらちゃん」
「またですか?」といいながらも「は〜い〜」と披露してくれました。
会場大喜びだった。
『夢は夢のままで』AKIさん歌詞忘れてました(笑)
「間違えました。練習不足ですね・・。実は次の曲が一番危ないんですねっ」と
KENchanみながら喋る AKIさん。
今回のアンケートで私が印象に残ってる曲で書いた
『THE ALL NEW GENERATION』を披露。
96年に復活のON AIR EASTで無料配布され、個人的には
すごい思い入れのある曲でこれはほんと嬉しかったなっ。

そしてアンコール。
『self』を披露。AKIさんも気持ちよさそうに熱唱してて、
この曲のKENchanのスティック廻してドラム叩いて、歌ってるところが
また好きなところなんですが、普通のバンドではバラードでスティック廻さないのに
そこを一度や二度じゃなくスティック廻して叩いてってステージングが私は見入ってしまうのです(^^)
そしてそれぞれのメンバーの声が聴きたいとのことで、
まずTAIJIさん「9ヶ月ですね。てか、ここほんと酸素ないね。さっきからすっぱい臭いで
ゲロ吐きそうなんだけど(笑)」と
GOMAさん「なに言うたらうけるんやろ?じゃあ近況報告を・・」と近況報告を話す。
(すみません、内容は忘れちゃいました・・・^^;)
DAIchanは「ディズニーシーって何ですか?(笑)」
「ディズニーランドも行ったことない人にディズニーシーなんて・・」とAKIさん。
しばしディズニーランドの話になり、「昔、髪が赤かった頃にデートでディズニーランド言ったら、
髪が赤い人は入れません。て言われて、ミッキーの耳をつけたらこっちの世界に入れる・・・とか
言われて、ふと見ると金髪のバンドマンも入ってて、『金髪入ってるじゃないか』っと
抗議したら金髪はいいって」とAKIさんのディズニーランドの思い出TALKになり、
TAIJIさんは「オレジェットコースターとめたことあるよ(笑)」と
会場大爆笑。「そういう人がいるからオレらが入れなかったんだよ」とAKIさん。
「ほぼオレとTAIJIさんの話になっちゃっいましたが、Guitar、DAIちゃ〜ん」とメンバー紹介。
「はい、じゃあリーダーにしめてもらいましょう」
「9年目ですね。僕らにとったらお正月みたいなもんで、9年ホンマいろんな事があって、
仲間が死んだり、メンバーがいなくなったり、メジャーからインディーズ戻ったり、
ほんまムカツイテ ムカツイテ やめたろかなって思ったことがホンマ
何回もあったけど、でもね、次の日にAKIに逢うたり、ライブでみんなの顔みたらね
やめられないなって思って、ここまで来たら10年15年やっていきたいと
思いますんで、皆さん応援宜しくお願いします。
あと、僕は個人的に『怪奇!!動物アジテーター』や『アンチフェミニズム』とか
やってるんですが、AKIと二人やから活動ができる部分もあるから、
よかったらこちらも宜しくお願いします。頑張りましょう〜」と締めるKENchan。
「さすがっカッコイイ〜」とAKIさん。
そして「ほんとここまでこれたのは、いろんな方々の支えがあって、今年もこうやって
みんな集まってもらえて、デッドポップは『止まらないバンド』なんで、
止まらないで来たからここまで来れたんだと思います。9年というと
小学校1年生の子は中学3年です。長いですけど、僕らよりももっと長くやってるバンドは
たくさんあります。来年10周年またここで逢いましょう
宜しくお願いします」と頭を下げるAKIさん。

「それじゃ〜そろそろ終電が気になる頃だと思いますが、もう22時まわってますよ。
長いですね〜。ここからが長いんです(笑)この曲も9年やり続けてます。
ライブの最後には必ずやってます。行くぞ〜!旗の下に」と
暑すぎる会場は更に暑くなり、熱気もすごかった。
掛け合いで久々にKENchanがドラムセットから飛び出して
「いくぞぉ〜オレらが全て受け止めたるからなぁ〜来いよ〜!!come on1.2.3.〜」と
この瞬間はほんと嬉しかった。サミットとかでは観られる一面だと思うが、
なかなかサミットには行けなかった私にとっては、めちゃくちゃ感動だった。
 そして、その間にAKIさんが特攻服に着替えて登場。会場から歓声があがる。
そして、KENchanも特攻服に着替えて、頭には殺害サミットで配布されたピンクの
殺害タオルを巻いて登場。何年ぶりにKENchanの特攻服姿見れたんだろう・・・。
99年のアナーキストサミット以来かな?
そしてAKIさんと肩を組みながらの掛け合いで「1.2.3.チュッ」とKISSしていい感じだった。
「ここで、あの人を呼ばないと・・・」とスペシャルゲストのSeigoさん登場。
「いくぞぉ〜!!」相変わらず、特徴あるマイクの握り方で会場も大喜び。
今回KENchanの掛け合いの間にドラムを叩いてらしたのは、ZIMAのようへいさん。
長い掛け合いも終了し、サイレンが響く。
KENchanの「有り難うございました。これからもがんばりましょう」とドラムダイブ。
再び起き上がって、「ありがとうございました〜」と頭をさげてステージをおりる。
TOUR ファイルに相応しい楽しいライブとなった。

メンバーの皆様&スタッフの皆様&行かれたファンの皆様お疲れ様でした。

SET LIST

ALIVE
DEAD'em KILL'em ALL
…………

BUS・ガス・爆発
NO ONE YOU KNOW

…………

JUSTICE
BIBA RA LEVOLUTION

…………
AKI ソロ〜Bitter Sweet Moonlight〜
KENZIソロ〜どうみてもまともに見えない無機質な物質の有機質な人形と私〜
…………
REJECT
TWICE-K.K.H-
…………
DAY DREAM DAY
いばらの道
…………
Beast&Flower
…………
ASSHOLE
W・A・R

NATURAL BORN KILLERS
夢は夢のままで
THE ALL NEW GENERATION

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